スイセンは jonquille(ジョンキーユ)といいます |
クリスマスローズもまだ咲いていました |
Envelope Online Shopさんへ毎月寄稿しているコラム、”ENYOのアトリエだより” の新しい記事が更新されました。
今月は新作撮影の様子を書きました。
記事はこちらまで→ 2023.04.03 ENYOのアトリエだより
よろしければこちらも Instagram @enyo_linen
製作が一段落してほっとしているところです。
とはいえ、今期は自分なりに働き方を見直し心身に無理のないようにしたので、フラットに終われました。
1人で仕事をしていると、誰に頼まれた訳でもないのにマイペースがどんどんハイペースに、そして量もたくさんと変化してしまい、最初は何でもないのに後半にかけて辛くなることがありました。
これじゃあマズイと思うようになったのは、自分の身体のことを考えてというのもそうですが、テレビでとあるレストランの厨房の様子を見たことがきっかけです。
とある方にフォーカスしたその映像では、ものすごく怒鳴られながら、傍から見てもその人の心や体はとっくに限界を超えているのに、修行や鍛錬といった言葉では済まされないくらい擦り減った様子が流れていました。
飲食業界の全ての現場がこういった状況でないことはわかります。
偶然目にしたその場面に限ったことなのかもしれません。
また、よく知らない世界の事に意見するつもりはありません。
ただ、対価を払って食べに行く側としては、それがどんなに美味しいものだったとしても、働く人がそんな辛い思いをして作ったものなら食べられない、そう思いました。
番組を見て、このまま頑張れ頑張れと自分を追い込んでしまって、いつか悲しい顔をしながら服作りをすることになったら、私のお客様は嬉しいだろうか?と考えました。
自分のことはあんまり考えられなくても、お客様がどんなものを喜んでくださるかを想像するのは自然なことです。
と、ここまで書いたのを読み返して、要は手抜きしたのね?と思われたら困るな・・とも思いますが、当然そんなことはなく、お伝えしたいのはお陰様で元気に楽しく作ったコレクションが出来ましたよ!ということです。